ろくでなしBLUESを読むと、主人公・前田太尊がカッコいいと感じますよね。
ふと、前田太尊のモデルとなった人はいるんだろうか・・・と考えた人のために、この記事ではモデルと言われている人物を紹介します。
前田太尊ってどんな人？
前田太尊は、森田まさのりさんの漫画『ろくでなしBLUES』の主人公です。帝拳高校の実質的番長で、東京四天王の一人と呼ばれるほど強いですが、本人はそんな地位に興味はありません。仲間や弱者を守るためにケンカをします。リーダーとしてのあり方についても学べるキャラクターですね。
前田太尊の特徴
特徴を簡単に説明します。
・負けず嫌いで、売られたケンカは全て買う。一度負けた相手にも負けを認めない。
・仲間思いで、弱者や友人を守るために戦う。敵だった男も仲間に変えることができる。
・パンチが得意で、必殺技はタイソンパンチというラッシュ攻撃。
前田太尊のモデルは？
前田太尊のモデルは明確には公表されていませんが、ボクサーのマイク・タイソンとプロレスラーの前田日明氏だと言われています。
マイク・タイソンってどんな人？
マイク・タイソンは、アメリカの元プロボクサーで、WBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者になったことがあります。ニックネームは「鉄のマイク」や「地上最強の男」などです。54歳になってもエキシビションマッチを行いました。
18歳でプロデビューし、20歳で史上最年少のヘビー級王者になりました。その後、9度の防衛に成功し、37連勝を遂げましたが、1990年にダグラスに敗れて王座を失いました。引退後は、大麻農園の経営やスタンドアップコメディアンとして活動しています。
マイク・タイソンは、12歳のときに少年院に入りました。そこで、ボクシングの教官であるスチュワートと出会い、ボクシングを始めました。スチュワートは、タイソンをボクシングの名伯楽であるカス・ダマトに紹介しました。ダマトは、タイソンを養子に迎えてボクシングの技術や精神を教えました。
タイソンパンチって何？
タイソンパンチとは、元世界ヘビー級王者のマイク・タイソンが得意としたパンチのことです。彼のパンチ力は、約1トンとも言われており、相手を失神させるほどの破壊力がありました。タイソンパンチは、スピードとパワーを兼ね備えたラッシュ攻撃で、相手の防御を崩すことができます。
前田日明ってどんな人？
前田日明は、元プロレスラー・格闘家で、現在は総合格闘技プロモーターやYouTuberとして活動しています。大阪府出身で、在日韓国人3世として生まれましたが、24歳の時に日本国籍を取得しました。韓国名は高日明（コ・イルミョン）ですが、「あきら」という読みで名乗っています。儒教文化や日本文化にも関心が高く、多彩な活動をしています。
前田太尊との関係は？
前田太尊と前田日明は、直接の関係はありませんが、前田太尊の名前の由来の一つが前田日明です。また、前田日明はプロレスラー・格闘家として活躍したことで、前田太尊の漫画の世界観に影響を与えたと言えるかもしれません。
格闘技イベントを主催
彼が主催する格闘技イベントは「THE OUTSIDER」という名前です。これは、暴走族や不良などの若者に格闘技を通じて更生のチャンスを与えることを目的としたイベントです。2008年に始まり、現在も定期的に開催されています。このイベントからは、RIZINなどのプロの格闘技団体で活躍する選手も多く輩出されています。
プロレスラーになったきっかけ
前田日明は、1977年に初代タイガーマスク・佐山聡にスカウトされて新日本プロレスに入団したのがきっかけです。1978年にプロレスラーとしてデビューし、その後、UWFやリングスなどの団体を設立して、総合格闘技の先駆者となりました。
まとめ
前田太尊のモデルはマイク・タイソンと前田日明と言われています。
前田太尊の必殺技は「タイソンパンチ」というラッシュ攻撃。これも、マイクタイソンがモデルの1人だと言われる理由ですね。
前田太尊と前田日明は直接の関係はありませんが、前田太尊の名前の由来の一つが前田日明で、モデルの1人だと言われています。
