【誰も消防車を呼んでいないのである】元ネタはアフロ田中(漫画)誰も通報していないのである

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「誰も消防車を呼んでいないのである」は、Twitterなどネットでよく使われていますね。

実は、「誰も消防車を呼んでいないのである」の元ネタは、のりつけ雅春さんの漫画作品「しあわせアフロ田中」4巻収録の第5話「消防車はやく!!」です。

この記事では、元ネタを知らないという人のために、元ネタを紹介します。

また、「誰も消防車を呼んでいないのである」という事態が起こる原因や対策を紹介します。

目次

【誰も消防車を呼んでいないのである】元ネタ(アフロ田中)

元ネタは、アフロ田中という漫画です。当時Twitterでバズっており、1話分を作者みずから公開しています。

Twitterで公開されている漫画を貼っておきますね。

出典:作者のりつけ雅春さんのX(Twitter)

ネットで使われている例

Twitterで使われている例です。

「誰も消防車を呼んでいないのである」のコラ

上記のシーンはSNSなどで拡散され、多くのコラが生まれました。しかし、コラの方が有名になり、元ネタが何かを知らない人が多くなってしまいました。

それを知った作者・のりつけ雅春さん本人がコラをTwitterに投稿していました!!

出典:X(Twitter)

「誰も消防車を呼んでいないのである」ジェネレーター

2020年8月頃、『結婚アフロ田中』8巻のリリースを祝うため、ネットで話題の「誰も…消防車を呼んでいないのである!」のページをカスタマイズして楽しめるセリフ変更ジェネレーターが一時的に公開されていました。

出典:X(Twitter)

「誰も消防車を呼んでいないのである」が起こった背景を考察

上記Twitterで紹介した「誰も消防車を呼んでいないのである」というエピソードは、いわゆる「傍観者効果」を描いたもので、たくさんの人がいるにも関わらず誰も行動しなかった(消防車を呼ばなかった)という事態を表現しています。

「誰かがやってくれるだろう」

「誰かが助けてくれるだろう」

「誰かが通報してくれるだろう」

上記のようにその場にいる全員が考えていた事で、事態が好転しないまま最悪の結末を迎えてしまったとされる、恐ろしい話です。


傍観者効果とは、周囲に多くの人がいることによって、援助行動が抑制されてしまう集団心理のこと。つまり、火事で建物が燃えているのに消防車が呼ばれないのは、周囲に多くの人がいるため、誰かが呼ぶだろうという期待感から、誰も消防車を呼ばないという現象が起こる可能性があるということです。

この現象は、野次馬効果とも呼ばれます。


また、責任分散という心理も関係。多くの人がいる場合、個人の責任感が薄れ、自分が行動しなくても他の人が行動するだろうという考えが生まれます。そのため、誰かが消防車を呼んでいると思い込んでいる場合、自分が呼ぶ必要がないと判断してしまうことがあるのです。

以上のように、傍観者効果や責任分散といった心理現象が、火事で建物が燃えているのに消防車が呼ばれない原因となる可能性があります。

考察「誰も消防車を呼んでいないのである」がバズった経緯

「誰も消防車を呼んでいないのである」という話がバズった理由は以下のような要素が関係しています。

①インパクトのあるストーリー: 「誰も消防車を呼んでいないのである」というフレーズは、火事で建物が燃えているのに誰もが消防車を呼ばないという、驚きや衝撃を与えるストーリーです。このような状況は現実にも起こり得ることであり、人々の関心を引く要素となりました。

②傍観者効果の描写: 「誰も消防車を呼んでいないのである」という話は、傍観者効果という心理現象をテーマにしています。傍観者効果は、多くの人がいる場合に個人の行動が抑制される現象であり、人々の関心を引くテーマとなりました。

③インターネット上での拡散: 「誰も消防車を呼んでいないのである」という話は、インターネット上でコラ画像やネタとして拡散されたこともあります。これにより、話題性が高まり、バズる要因となりました。

以上の要素が組み合わさり、「誰も消防車を呼んでいないのである」という話がバズったのです。

傍観者効果が起こる原因

傍観者効果が起こりやすい状況は、以下のようなものが考えられます。

①多くの人がいる場所:周囲に多くの人がいる場合、自分が行動しなくても他の人が行動するだろうという考えが生まれ、自分自身が行動しなくなる可能性がある。


②知らない人同士が集まる場所:知らない人同士が集まる場所では、相手が自分に危害を加える可能性があるという恐怖心が働き、自分自身が行動しなくなる可能性がある。


③緊急事態に対する不確実性:緊急事態に対して、自分が何をすべきか分からない場合、周囲の人々が何か行動するまで待ってしまうことがある。


以上のように、傍観者効果が起こりやすい状況は、多くの人がいる場所や知らない人同士が集まる場所、緊急事態に対する不確実性がある場合などが挙げられます。

消防車が呼ばれなかった心理的要因

「誰も消防車を呼んでいないのである」という話において、傍観者効果以外にも以下のような心理的要因が働いているとされます。

①責任分散:多くの人がいる場合、個人の責任感が薄れ、自分が行動しなくても他の人が行動するだろうという考えが生まれるため、自分自身が行動しなくなってしまうことがある。

②多元的無知:周囲の人々が何も行動しないため、自分自身も何も行動しないという考えが生まれることがある。


以上のように、傍観者効果以外にも、責任分散や多元的無知といった心理的要因が、「誰も消防車を呼んでいないのである」という話において働いているとされます。

まとめと対策

火災が起こっているのに誰も消防車を呼ばないという事態が起こってしまうのは、傍観者効果、責任分散、多元的無知といった心理的要因によるものです。

被害を最小限に抑えるためにも、有事の際にはすぐに通報したり消防車を呼んだりしましょう!

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